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- 健康診断に引っかかった方
健康診断の結果について
健康診断の結果は「異常なし」「要経過観察」「要再検査」「要精密検査」「要治療」の5段階で評価されます。
要経過観察
生活習慣の改善により数値の改善が期待できます。
要再検査
同じ検査を再度実施して確認が必要な状態です。
要精密検査
より専門的な検査が必要な状態です。
要治療
速やかに医療機関を受診して治療開始が必要な状態です。
結果を放置するリスク

健康診断で異常を指摘されても自覚症状がないために受診しない方が少なくありません。しかし、多くの生活習慣病は初期段階では症状がほとんど現れず、放置すると心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病合併症などの重篤な疾患を引き起こすリスクが高まります。
厚生労働省の調査では、定期健診で約60%の人が何らかの異常所見があり、最も多いのは血中脂質(約33%)、次いで血圧(約18%)、肝機能(約17%)です。
よく指摘される検査項目
血圧(高血圧)
収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上で高血圧と判定。放置すると脳卒中、心筋梗塞、腎臓病などのリスクが高まります。
血糖値・HbA1c(糖尿病)
空腹時血糖値126mg/dL以上、HbA1c6.5%以上で糖尿病が疑われます。初期は自覚症状がほとんどありませんが、網膜症、腎症、神経障害などの合併症を引き起こします。
コレステロール・中性脂肪(脂質異常症)
LDLコレステロール140mg/dL以上、HDLコレステロール40mg/dL未満、中性脂肪150mg/dL以上で脂質異常症。動脈硬化の最大の危険因子です。
肝機能(AST・ALT・γGTP)
基準値を超えている場合、アルコール摂取、脂肪肝、ウイルス性肝炎などが考えられます。肝臓は「沈黙の臓器」のため、早めの精密検査が重要です。
尿検査(蛋白尿・血尿)
腎機能障害、尿路感染症、尿路結石、腫瘍などの可能性があります。特に蛋白尿が持続する場合は慢性腎臓病の可能性があります。
当院での再検査・精密検査
健康診断の結果をお持ちいただき、異常値の内容と経過について詳しくお聞きします。血液検査、尿検査、心電図検査などの基本的な検査を実施し、必要に応じてCT検査などは連携医療機関をご紹介します。
治療が必要な場合
生活習慣改善指導
食事療法と運動療法により改善が期待できます。患者さんのライフスタイルに合わせた実践的なアドバイスを提供します。
薬物療法
生活習慣の改善だけでは不十分な場合、最適な薬剤を選択します。
継続的な管理
定期的な検査により治療効果を評価し、長期的にサポートします。健康診断で異常を指摘された場合、「症状がないから大丈夫」と考えずに早めに受診することが重要です。当院では結果について丁寧にご説明し、適切な対応をいたします。
