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包丁で指を切ったらどうする?病院に行く目安は?何科を受診すべき?

2024.04.08

料理中に、包丁で指を切ってしまった経験をされた方は多いのではないでしょうか。そんなときに気になるのが、病院に行く目安ですよね。

病院に行く目安を正しく理解し適切に処置をおこなうことで、できるだけ早い傷の治癒に繋がります。そこでこの記事では、以下の内容を中心に解説しています。

  • 包丁で指を切ったとき、病院に行く目安とは?
  • 包丁による切り傷を放置するリスク・危険性
  • 包丁で指を切ったときは何科を受診すべき?
  • 包丁で指を切ったときにするべき応急処置方法

この記事を読むことで、包丁で指を切ってしまったときの正しい対処法を理解できます。包丁で指を切ってしまいどうしたらいいか分からないという方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

1.【ケース別】包丁で指を切ったとき、病院に行く目安とは?

包丁で指を切ったときに病院へ行く目安として、以下7つのケース別に解説をしていきます。

  • 血が止まらない場合
  • 傷口が深い場合
  • 傷が深く肉が見えている場合
  • 洗い流しても異物が残っている場合
  • 傷が化膿した場合
  • 時間が経っても傷が治らない場合
  • 血液をサラサラにする薬を服用している場合

それぞれ見ていきましょう。

1-1.ケース①血が止まらない場合

包丁で指を切った際、10分ほど傷口を圧迫しても出血が止まらない場合は、医療機関を受診することが重要です。止血しながら病院へ向かう際は、できるだけ傷口を心臓よりも高い位置に保つことで、出血のスピードを抑えることができます。

手は血流が豊富なため出血量が多いように感じるかもしれませんが、長時間放置しない限り体内の血液量が不足することはないので、落ち着いて対応しましょう。

1-2.ケース②傷口が深い場合

包丁で指を切った時、皮膚の表面だけの浅い傷であれば、応急処置と救急絆創膏で数日のうちに治癒するでしょう。しかし、皮下組織や筋肉、骨が見えるような深い傷の場合、縫合処置が必要となる可能性があります。

縫合処置には、傷の治りを早くするだけでなく、傷跡を目立たなくし、感染のリスクを減らすというメリットがあります。感染症のリスクを下げるために、傷ができてから6時間以内の縫合処置が推奨されているため、応急処置後は速やかに医療機関を受診しましょう。

また、神経や血管の損傷、腱の切断などがないかどうかも確認が必要です。

1-3.ケース③傷が深く肉が見えている場合

包丁で指を切り肉が露出するほど傷が深い場合、傷口が開いていることが多く、出血量も多いでしょう。このような場合、医師の判断により縫合処置が必要になることが多いです。

なるべく早く縫合処置をおこなうことで、感染症や再出血のリスクを低減することができます。傷ができてから縫合処置までの時間が長くなるほど、感染症や化膿のリスクが高まるため、迅速な対応が求められます。

1-4.ケース④洗い流しても異物が残っている場合

包丁で指を切った際、水道水で傷口を洗浄しても異物が取れないことがあります。傷口に異物が残っていると、感染症のリスクが高まり、傷の治癒が遅れる可能性も。

傷口から異物を取り除くために、応急処置後は速やかに医療機関を受診してください。針やピンセットを使って無理に異物を取り除こうとすると、皮膚や神経を損傷したり、化膿を引き起こしたりする危険性があるので、自分で処置せず医師に任せましょう。

1-5.ケース⑤傷が化膿した場合

包丁で指を切った傷口が細菌感染や異物の混入によって炎症を起こし、発赤、腫脹、膿の排出などの症状が現れた状態を「化膿」と呼びます。化膿した傷は治癒が遅れ、周辺の組織へ感染が拡大する可能性があります。また、免疫力が低下している場合、蜂窩織炎や敗血症などの重篤な疾患に発展することもあるため、注意が必要です。

傷口の痛みが強い、熱感がある、腫れや膿みがあるなどの症状がみられる場合は、早期に医療機関を受診しましょう。また、傷口が自然に閉じたあとや縫合処置後でも、皮膚の内部で化膿が進行している可能性があるため、痛み、発熱、腫れなどの症状がある場合は医療機関を受診してください。

1-6.ケース⑥時間が経っても傷が治らない場合

2週間以上経過しても傷が治らない場合は、修復過程に何らかの問題があると考えられます。

傷口がジクジクしてきたり、白く汚い感じになってきたりする場合は、死んだ組織が傷口を覆って再生を妨げている可能性があります。適切な処置を受けるためにも、一度医療機関を受診するようにしましょう。

1-6-1.包丁による傷口が治るまでの期間

包丁で指を切った際の傷口の治癒期間は、傷の深さや範囲によって異なりますが、一般的には1週間から2週間程度で改善することが多いとされています。

1-7.ケース⑦血液をサラサラにする薬を服用している場合

血栓症を予防するために血液をサラサラにする薬を服用しているときに包丁で指を切った場合は、特に注意しなければなりません。これらの薬を服用している人は、血液凝固能力が低下しているため、出血が止まりにくい傾向があります。通常であれば10分程度の圧迫で止血できる傷でも、30分以上圧迫しても出血が続く可能性も。

血液をサラサラにする薬を服用中に包丁で指を切ってしまった場合は、自己判断で対処せずに、医療機関を受診してください。医師に服用中の薬を伝え、適切な処置や対応について相談しましょう。

 

2.包丁で指を切ったときは何科を受診すべき?

包丁で指を切ってしまった場合、皮膚科、外科、整形外科、形成外科のいずれかを受診することが望ましいでしょう。これらの診療科では、傷の処置や縫合、感染症の予防などに関する専門的な対応が可能です。

しかし、子どもが指を切った場合や傷の程度によっては、上記の診療科で対応できない可能性もあります。そのため、受診前に電話で問い合わせるか、病院の窓口で相談することをおすすめします。

 

3.包丁による切り傷を放置するリスク・危険性

包丁による切り傷を自己判断で放置することで、感染症にかかる・傷跡が残るという2つのリスクがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1.リスク①感染症にかかる

包丁で指を切ってしまった傷を放置すると、細菌が増殖し、感染症を引き起こす可能性があります。

切り傷ができると、傷口から細菌が侵入する機会が生まれます。特に包丁を使用中の場合、食材や調理器具に付着していた細菌が傷口に入り込みやすいため、危険です。

包丁で指を切ってしまった場合、傷口を清潔に保ち、感染症を予防することが大切です。傷の深さや状態に応じて、流水で傷口をよく洗浄してください。感染症の兆候がある場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

3-2.リスク②傷跡が残る

包丁で指を切ってしまった際、傷の手当てを適切に行わずに放置してしまうと、傷跡が残りやすくなります。傷跡が残る原因には、感染、治癒の遅延、深い傷、大きな傷などさまざまです。

したがって、包丁で指を切ってしまった場合は、傷の状態を適切に評価し、必要な処置を速やかにおこなうことが、傷跡を最小限に抑えるために重要です。傷跡は、見た目の問題だけでなく、機能的な問題にもつながる可能性があるため、傷の放置は避けるべきでしょう。

 

4.包丁で指を切ったときにするべき応急処置方法

包丁で指を切ったときは、応急処置が大切です。応急処置をなるべく早くおこなうことで、傷の悪化を防げます。ここでは、以下4つの応急処置方法を解説していきます。

  • 傷口をよく洗い流す
  • 圧迫して止血する
  • 患部を心臓より高くする
  • ガーゼ・絆創膏などで傷口を保護する

4-1.傷口をよく洗い流す

包丁で指を切ってしまった場合、傷口に付着した異物を取り除いて細菌感染を予防するために、流水で傷口を十分に洗浄することが重要です。ただし、勢いよく出血が続いている場合は、まず止血を優先し、出血が落ち着いてから流水で洗い流すようにしましょう。

4-2.圧迫して止血する

傷口を洗浄したあとは、清潔なタオルや布を用いて出血部位を直接圧迫し、止血を行います。圧迫は10分程度を目安に行い、1~2分では止血が不十分な場合があるため注意が必要です。血液が凝固して出血が止まるまでには、通常2~6分ほどかかるとされています。

また、血液をサラサラにする薬を服用している場合は、止血に時間がかかる可能性があるため、圧迫時間を長めに取るようにしてください。

4-2-1.間接圧迫止血はNG

止血の際は、間接圧迫止血と呼ばれる方法は避けましょう。間接圧迫止血とは、出血部位よりも心臓に近い部分を圧迫して間接的に止血を試みる方法ですが、正しくおこなわないと逆効果となる可能性がある難しい手法です。

動脈ではなく静脈のみを圧迫すると症状が悪化することもあるため、関節圧迫止血は避けるようにしてください。

4-3.患部を心臓より高くする

包丁で指を切ってしまった際、傷ついた指を心臓よりも高い位置に保つことで、重力の影響により出血速度を抑えることができます。傷口からの出血量が減少することで血液が凝固しやすくなり、止血の促進も期待できるでしょう。

4-4.ガーゼ・絆創膏などで傷口を保護する

傷口を保護し、乾燥を防ぐために、「白色ワセリン」や「抗生剤の軟膏」を傷口に塗布した後、ガーゼや絆創膏で覆ってください。最近は、「キズパワーパッド」や「ケアリーヴ治す力」のような樹脂素材の「モイストヒーリングタイプ」の絆創膏も販売されています。これらの絆創膏を使用する際は、軟膏を塗布しないことに注意しましょう。軟膏を塗布すると、絆創膏の皮膚への粘着性が低下し、剥がれやすくなってしまいます。

傷口の状態に合わせて適切な保護材を選択し、定期的に交換することが重要です。

 

5.包丁で指を切ったときの処置・生活上での注意点と早く治す方法

包丁で指を切ったときの処置・生活上での注意点と早く治す方法について、以下の5点を解説します。

  • 素手で食品や調理器具に触れない
  • 消毒よりも「保湿&密閉」を優先する
  • 絆創膏は定期的に貼り換える

5-1.素手で食品や調理器具に触れない

包丁で指を切った場合、傷口には食中毒の原因となる「黄色ブドウ球菌」が通常よりも多く存在するため、食中毒予防のために、傷が治るまでは加熱後の食品や調理器具に素手で触れないよう注意しましょう。傷口から細菌が食品に移ることで、食中毒のリスクが高まるからです。

傷が完治するまでは、食品や調理器具に直接触れることを避け、手袋の着用し衛生に注意してください。

5-2.消毒よりも「保湿&密閉」を優先する

包丁で指を切ったなどの日常的な傷の場合、傷口を消毒液で消毒することは推奨できません。消毒液は、傷の治癒に必要な細胞の働きを弱めてしまうため、かえって回復を遅らせる可能性があるからです。

傷口の治癒を促すには、まず流水で異物や細菌をしっかりと洗い流したあと、消毒せずに密閉し、乾燥させない「湿潤環境」を保つことが重要です。絆創膏や専用の被覆材で保湿・密閉**することで、皮膚の再生が早まり、きれいに治りやすくなります。

5-3.絆創膏は定期的に貼り換える

包丁で指を切った際、傷口の状態を確認し清潔に保つために、傷パッドや絆創膏は1~2日ごとに貼り換えてください。また、入浴時には絆創膏などを剥がして患部を洗浄し、清潔に保つことが大切です。

ただし、水ぶくれやジュクジュクした膜は、皮膚の再生を示している場合があるため、取り除かないようにしましょう。

また、傷口の状態を定期的にチェックすることで、治癒の進行具合や合併症の兆候を早期に発見することができます。傷の回復を順調に進めるためにも、絆創膏の定期的な交換と傷口のケアを怠らないようにしましょう。

5-4.痛みや腫れが強い場合は医療機関を受診する

包丁で切った指が以下のような状態のときは、なるべく早く医療機関を受診するようにしてください。

  • 傷が深く、パックリ開いている
  • 指先の感覚が鈍い、痺れる
  • 24時間以上たっても出血が滲み続ける

このような場合は、傷口の縫合や抗生物質が必要になることがあります。適切な治療を受けるために、なるべく早く医療機関を受診するようにしてください。

 

6.子どもが指を切ったときの対応について

子どもが包丁で指を切った場合、基本的には大人と同様の対応をおこないますが、子どもの特性を考慮したうえで適切に処置をすることが重要です。

子どもは好奇心が旺盛で、危険性を十分に理解していないことがあるため、大人が使用する際よりも深い傷を負ってしまう可能性があります。また、痛みや恐怖心から状況を正確に説明できないことが多いため、保護者は子どもの反応をよく観察し、傷の深さや状態を的確に判断してください。

傷口の処置が難しいと感じた場合は、無理をせずに早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。

 

7.まとめ

包丁で指を切ったとき、以下のようなケースであれば病院に行くことをおすすめします。

  • 血が止まらない場合
  • 傷口が深い場合
  • 傷が深く肉が見えている場合
  • 洗い流しても異物が残っている場合
  • 傷が化膿した場合
  • 時間が経っても傷が治らない場合
  • 血液をサラサラにする薬を服用している場合

自己判断せずに病院に行き、正しい治療をしてもらうことがなるべく早く治す鍵となります。

浅草橋西口クリニックMoでは、切り傷や擦り傷に対する診断・処置をおこなっています。急な怪我でお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。

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