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外科医としての経験を活かした総合診療
地域のかかりつけ医として幅広い診療を提供
クリニックを継承された経緯は?
順天堂大学で長年勤務してきましたが、大学病院とは違う形で地域医療に貢献したいという思いが強くなりました。大学での経験を活かしながら、もっと患者さんとの距離が近い医療を提供したいと考えるようになりました。
そんな時、医療機関の継承案件の紹介を受けて、このクリニックの情報を知りました。浅草橋は順天堂大学から近く、これまで診てきた患者さんも引き続き通院しやすい立地だったことが決め手になりました。2024年に継承を決意し、前院長が築いてこられた地域との信頼関係を大切にしながら、新しい取り組みも始めています。
医師を目指したきっかけは?
物心ついた頃から自然と医師の道を意識していました。曽祖父、祖父、叔父が医師で、父は歯科医という環境で育ちましたから、医療は身近な存在でした。
その中で外科を選んだのは、「目に見える形で患者さんを助けられる」という点に魅力を感じたからです。実際に手を動かして治療できることが、自分の性格に合っていました。

“皆さんのかかりつけ医”
何でも相談できる身近な存在として
診療理念について教えてください
「皆さんのかかりつけ医」として、地域の皆さんの健康を総合的にサポートすることが当院の理念です。何科に行けば良いか分からない症状の時、まず相談できるクリニックでありたいと考えています。
私は外科出身ですが、その経験を活かして内科的な診療も含めて幅広く対応しています。例えば、粉瘤の切除などは「いざとなったら切れる」という外科医の強みを活かして、当院で処置可能です。もちろん、当院で対応が難しい場合は、適切な専門医へすぐにご紹介する体制も整えています。
訪問診療の経験の影響は?
医師3年目から船橋市で訪問診療に携わりましたが、患者さんのご自宅に伺うことで、生活環境や家族関係まで含めた「360度の視点」で診療することの大切さを学びました。病院では見えない、その方の本当の暮らしぶりが分かるのです。
この経験から、外来診療でも症状だけでなく、その方の生活背景まで考慮した診療を心がけるようになりました。「皆さんのかかりつけ医」という理念も、この訪問診療での経験が原点になっています。患者さんの生活全体を支える医療を提供していきたいと考えています。
現在の診療体制は?
現在は複数名の医師で診療にあたっています。それぞれ専門分野は異なりますが、お互いの強みを活かしたチーム医療を実践しています。
乳腺外科専門の医師が複数名在籍していることで、乳がん検診後のフォローアップなども専門的に対応できます。私は泌尿器科の診療も行いますし、外来と訪問診療の両方を担当する医師もいます。このように役割分担をすることで、患者さんの多様なニーズに応えられる体制を作っています。
そして医師が複数名いることで、急な体調不良の際も必ず誰かが対応できるという安心感を提供できます。特に訪問診療では24時間365日の対応が必要ですから、チーム体制は欠かせません。

駅前立地を活かした気軽に通えるクリニック
働く世代の健康をサポート
どんな患者さんが多いですか?
秋葉原から1駅、浅草橋駅前という立地から、20代から40代の働き盛りの方が多く来院されます。駅前という利便性から、秋葉原、東日本橋、馬喰町、馬喰横山などで働く方々のご来院も多く、仕事の合間や帰宅途中に受診されています。
幅広い診療に対応している?
内科、泌尿器科、皮膚科、外科と幅広く標榜していますが、これは「どんな症状でもまず診る」という姿勢の表れです。実際、患者さんは「お腹が痛い」「皮膚にできものがある」といった症状で来院されるわけで、最初から診療科を意識されているわけではありません。
例えば、皮膚のできものなら、診察して粉瘤であれば切除まで行いますし、別の疾患が疑われれば専門医を紹介します。泌尿器科の症状も、私の専門性を活かして詳しく診察できます。一つのクリニックで幅広い初期対応ができることが、患者さんの利便性につながっています。
検査体制について教えてください
心電図やポータブルエコーは院内にありますし、より詳しい画像検査が必要な場合は、DN画像診断クリニック東京やメディカルスキャニングなどの専門施設と連携して、その日のうちに結果が分かる体制を整えています。
こうした施設でなら、放射線科専門医による読影で質の高い診断が受けられます。「専門家に見てもらう方が安心」という考えから、積極的に専門施設と連携しています。「とりあえず大きな病院へ」ではなく、当院で適切な診断をつけて、本当に必要な場合のみ専門医療機関へ紹介するという流れを大切にしています。

24時間365日対応の訪問診療
外来と訪問の両輪で地域医療を支える
訪問診療に力を入れる理由は?
病院では「点」でしか診られない患者さんを、生活の場で継続的に診ることで、本当に必要な医療が見えてきます。医師3年目から訪問診療に携わってきた経験から、この分野の重要性を強く感じています。
当院の強みは、外来診療と訪問診療の両方を行っていることです。訪問診療専門のクリニックだと、急に具合が悪くなった時の対応に限界がありますが、当院なら「来院して検査や処置を受ける」という選択肢があります。この安心感は、患者さんやご家族にとって大きな支えになると思っています。
24時間365日対応できる体制を整えており、夜間や休日の急変時も、普段から診ている医師が対応できます。東京都指定自立支援医療機関の指定も受けており、認知症の方のサポートも行っています。
乳腺外科医による訪問診療とは?
当院には乳腺外科専門の医師が複数名在籍していますが、この地域で乳腺外科医が訪問診療を行うのは珍しいことです。乳がん術後の患者さんが在宅療養される際、専門的な知識を持った医師が診察できることは大きな安心につながります。
術後のフォローアップだけでなく、末期がんの緩和ケアにも対応しています。がんの進行に伴う症状管理は専門的な知識が必要ですが、乳腺外科医として培った経験を活かして、痛みのコントロールや精神的なサポートまで含めた包括的なケアを提供しています。

充実した自費診療メニュー
健康と美容のトータルサポート
自費診療も充実していますね
保険診療だけでなく、自費診療のメニューも幅広く用意しています。性病検査では、淋菌やクラミジアはもちろん、最近注目されているマイコプラズマ、ウレアプラズマ、HPV検査まで対応しています。
巻き爪治療も多くの方からご相談をいただく分野です。「ネイル・エイド」という方法で治療を行っており、訪問診療でも爪のトラブルには対応しています。ご高齢の方は爪の問題を抱えていることが多いので、この技術は訪問診療でも活かされています。
美容関連の診療は?
美容関連では、白玉点滴やにんにく注射などを提供しています。「点滴パス」というサブスクリプションサービスを導入しており、定期的に通いやすい料金設定で、健康維持や美容ケアをサポートしています。なお、都度払いできる当院独自の値段設定もしております。美容点滴のページを参照ください。
ドクターズコスメも取り扱っており、医療機関だからこそ提供できる、質の高いスキンケア製品を用意しています。ピアッシングは耳たぶのみならず、軟骨も可能です。医療機関で安全に行えることから、多くの方にご利用いただいています。
今後の展望について教えてください
オンライン診療を導入しており、慢性疾患の継続的なお薬の処方の際などに活用しています。デジタル化も積極的に進めており、同意書の電子化なども実施しています。これらの取り組みで、患者さんの利便性をさらに向上させていきたいです。
将来的には、故郷の静岡にもクリニックを開設したいと考えています。父の歯科医院と連携して医科機能を持たせることも選択肢の一つです。浅草橋で培った経験を活かして、静岡の地域医療にも貢献できればと思っています。

地域の皆さんへ寄り添う医療を
これからも進化し続けるクリニックとして
最後にメッセージをお願いします
数あるクリニックの中から当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。地域の皆さんのかかりつけ医となるべく、日々診療に取り組んでいます。
当院の特徴は、複数名の医師によるチーム医療、外来と訪問診療の両輪での運営、そして保険診療から自費診療まで幅広く対応できることです。駅前という立地を最大限に活かし、忙しい皆さんが気軽に立ち寄れる、そんな身近な医療機関でありたいと考えています。
「何科に行けば良いか分からない」「ちょっと気になる症状がある」、そんな時はまず当院にご相談ください。適切な診断と治療、そして必要に応じた専門医への紹介まで、責任を持って対応いたします。これからも地域の皆さんの健康と笑顔を守るため、スタッフ一同、全力でサポートしてまいります。
