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咳・風邪とは

風邪症候群は、鼻やのどなどの上気道に急性の炎症が起こる状態の総称です。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、発熱などの症状が組み合わさって現れます。多くの場合は軽症で、適切な治療と安静により1週間程度で改善します。
「ただの風邪」と軽く考えがちですが、つらい症状は日常生活に大きな影響を与えます。当院では、患者さんの症状やライフスタイルに合わせた治療を行い、少しでも早く楽になっていただけるようサポートします。無理をせず、早めの受診で重症化を防ぎましょう。
こんな時は早めにご相談を
- 2週間以上続く咳
- 高熱が続く場合
- 呼吸困難を伴う場合
- 血痰が出る場合 など
風邪の原因
風邪の約80~90%はウイルス感染で、200種類以上のウイルスが関係しています。主なウイルスには、ライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなどがあります。
咳・風邪症状の種類と特徴
急性症状(風邪初期)
発症から数日間の急性期では、くしゃみ、鼻水、のどの痛みなどが主な症状です。この時期は体の免疫がウイルスと戦っている状態で、安静と適切なケアが重要になります。
長引く咳(2週間以上)
風邪の他の症状が改善しても咳だけが2週間以上続く場合は、気管支の炎症が残っていたり、別の病気が隠れていたりする可能性があります。
乾いた咳と湿った咳の違い
乾いた咳は痰を伴わないコンコンとした咳で、のどや気管の炎症が原因です。湿った咳は痰を伴い、気道に溜まった分泌物を排出しようとする体の反応です。
風邪とインフルエンザの見分け方
風邪は比較的ゆっくり発症し、微熱程度で済むことが多いのに対して、インフルエンザは急激に高熱が出て、関節痛や筋肉痛などの全身症状が強く現れます。高熱や強い倦怠感がある場合は早めの受診をお勧めします。
発熱時の受診
発熱がある場合は、事前にお電話でご連絡ください。他の患者さんへの感染防止のため、専用の待合室をご案内いたします。解熱剤の使用タイミングや水分補給の方法など、自宅での対処法についても丁寧にご説明します。お子さんの急な発熱でご心配な親御さんも、遠慮なくご相談ください。
風邪に伴う合併症
気管支炎
風邪の炎症が下気道まで広がり、気管支の粘膜が腫れて痰の分泌が増える状態です。ゴホゴホという湿った咳が続き、黄色や緑色の痰が出ることもあります。適切な治療により数週間で改善することが多いです。
気管支喘息
風邪をきっかけに気管支喘息が悪化することがあります。ゼーゼー、ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)を伴う呼吸困難や、夜間・早朝に咳が強くなるのが特徴です。喘息の既往がある方は特に注意が必要です。
肺炎
細菌やウイルスが肺に感染することで起こります。高熱、強い咳、胸痛などの症状が現れ、入院治療が必要になる場合もあります。
咽頭炎・扁桃炎
のどの奥にある咽頭や扁桃腺に炎症が起こる合併症です。のどの強い痛み、飲み込みづらさ、高熱などが特徴で、細菌感染の場合は抗生物質による治療が必要になります。
副鼻腔炎
鼻の奥にある副鼻腔に炎症が起こります。鼻づまり、頭痛、顔面の痛みなどが特徴的な症状です。
中耳炎
特にお子さんに多く見られる合併症です。耳の痛みや聞こえにくさを訴える場合は、早めの治療が必要です。
咳・風邪の検査・診断
問診・診察
症状の経過、発熱の程度、咳の性質などを詳しくお聞きし、のどの状態の確認や聴診を行います。
血液・尿検査
症状に応じて血液検査や尿検査を実施します。
レントゲン検査
胸部レントゲン検査を行います。より精密な画像診断が必要と判断した場合は、連携している画像診断クリニックをご紹介します。専門施設では放射線科専門医による詳細な読影が行われ、より正確な診断につながります。
咳・風邪の治療
対症療法
発熱には解熱剤、咳には咳止め、痰には去痰剤など、症状に応じたお薬を処方します。つらい症状を和らげながら、体の自然治癒力をサポートします。
抗生物質適応の判断
ウイルス感染には抗生物質は効果がありませんが、細菌感染が疑われる場合や二次感染を併発している場合には、適切に抗生物質を処方します。
漢方薬の活用
症状や体質に応じて、漢方薬による治療も行います。西洋薬と組み合わせることで、より効果的な治療が期待できます。
